①第29回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会①　森内浩幸　長崎大　小児科教授　によるスライド★開始8：30～質疑応答

みやざわクリニックチャンネル（宮澤大輔医師）

27 Jan 202222:00

Summary

TLDRこのスクリプトは、日本小児科学会の立場と、新型コロナウイルスの感染状況を分析しています。国内の子どもの感染率やワクチン接種の重要性が議論され、特にオミクロン株の影響と、子どもたちへのワクチン接種の適切なタイミングと利点が考察されています。また、長期的な健康への影響や、ワクチンの有効性と安全性に関するデータが示され、専門家からの意見が交えられています。

Takeaways

😀 200倍の3つのデータについて説明。
📊 日本国内の消費が19%増加。
🏥 日本小児科学会と集中治療医学会が子供の臨床的特徴を米国と比較。
💉 英国で800万回以上接種されたワクチンの成績を紹介。
👨‍⚕️ 国内市場の状況や臨床的特徴の紹介。
👶 小児科の受診が少ない15歳以上の症例には限界がある。
🏠 子供の感染の約7割は家庭内で発生。
📈 オミクロン株の影響で幼稚園や保育所、学校での感染が増加。
😷 ロングCOVID症状の挑戦についても検討中。
🧬 多系統炎症性症候群 (MIS-C) の説明とリスク。
📉 英国と米国の子供たちのCOVID-19の疾病負荷の比較。
🧑‍⚕️ ワクチン接種のメリットとリスクのバランスについての考え。
🚸 日本では5歳から11歳の子供の重症化率は低いが、予防接種は必要。
🔬 ワクチンのオミクロン株への有効性はまだ明確ではない。
📊 今後のデータに基づいたワクチン接種の再評価が必要。

Q & A

日本小児科学会で何が議論されていますか？
-日本小児科学会では、新型コロナウイルス感染症の子どもの感染状況やワクチン接種についての議論がされています。
オミクロン株の登場前後で子どもの感染状況にどのような変化がありますか？
-オミクロン株の登場前後で、子どもたちの感染状況は家庭内での感染が増加し、学校での感染例も増えていると報告されています。
ワクチン接種がどのような効果を期待できますか？
-ワクチン接種は、重症化を防ぐことにつながることが期待されており、周囲の大人への接種が子どもを守る上で重要だとされています。
5歳から11歳の子どもに対するワクチン接種の意義は何ですか？
-5歳から11歳の子どもに対するワクチン接種は、重症化リスクを低減させるだけでなく、社会的に保護されるべきグループであることを考慮しています。
ワクチン接種の優先順位はどうなっていますか？
-成人の3回目の接種が優先され、その後は感染状況やワクチンの供給状況によって5歳から11歳の子どもへの接種が検討されています。
オミクロン株の感染予防効果について現在の状況はどうですか？
-オミクロン株に対する現在のワクチンの感染予防効果は高くないとされ、ワクチン接種が重症化を防ぐことにつながると期待されています。
子どもたちのワクチン接種における安全性はどのように報告されていますか？
-子どもたちのワクチン接種の安全性は高く、報告された副反応の大部分は軽度のものであり、深刻なものは少なくなています。
長期的な影響として、子どもたちにどのような影響が予想されますか？
-子どもたちに長期的な影響として、新型コロナウイルスからの回復の遅れや学業への影響が懸念されています。
子どもたちが感染した場合、どの程度の症例が重症化する可能性がありますか？
-子どもたちの症例の大部分は軽症であると報告されていますが、中症や重症化する症例も散見されており、注意が必要です。
ワクチン接種を検討する際、子どもたちの健康状態に応じてどのようにアプローチすべきですか？
-ワクチン接種を検討する際には、子どもたちの健康状態やワクチンの有効性・安全性を考慮し、保護者や医療従事者と相談しながら適切な判断を下す必要があります。